社員のメンターにも出会えた！並走するパートナーを探せる自由度が魅力

キーワードは「農業」と「エネルギー」

• 千葉エコ・エネルギー株式会社様の事業内容を教えてください。

  千葉エコ・エネルギー株式会社は、2012年10月に千葉大学発のベンチャー企業として創業した会社です。創業前年の2011年には震災と原発事故があり、エネルギー施策の転換の時期でした。 そういった中で「再生可能エネルギーの普及」や「地域の農業と再生可能エネルギーの共存」といった仕組みを通して理想の地域をつくっていくために、千葉を拠点に「農業」と「エネルギー」をキーワードに様々な社会課題の解決に取り組んでおります。

経験豊富な方が持つナレッジの必要性

• もともとお持ちだった課題やお悩みを教えてください。

  創業当時は私が学生であり、また平均年齢も20代という若い方々が中心の会社であったため社会経験の豊富な方がいなく、社会経験の豊富な方々が持つノウハウなどを会社に蓄積する必要があると考えておりました。しかし、20代の若い会社の中に40代や50代の方に正社員として入って頂くことはカルチャーフィットなどの観点で難しいと悩んでいたため、副業やフリーランスの方々にアドバイザーやメンターとして参画いただく形であれば年齢差やカルチャーによる衝突を避けることができ、ベストな形で協働できるのではないかと考えました。

並走するパートナーを探せる自由度が魅力

• クラウドリンクスのサービスを知ったきっかけは何でしたか？

  元々はクラウドワークスを知っていたのがきっかけです。経営者としてのスキルアップなどといったキャリアを考えるというのが事業の責任を持つ者としては難しいと感じていたんです。現場の作業が時代の移り変わりによりアップデートされていく中で副業という形であれば個人として新しい知見を得る機会があるのではないかと考えクラウドリンクスの活用を「副業者」として開始しました。

• 他社とは比較されなかったのでしょうか？

  応募者側として利用してみた上でサービスの活用を判断しました。当然他のサービスも検討していたのですが、他のサービスですと「こういった仕事だと●●円」などといった形で仕事の依頼が定型化している印象を受けました。 ただ単に作業をしてくれる会社や作業ができるサービスは多くあると思うのですが私たちは「並走して頂けるパートナー」のような存在を探していたため、副業者としてクラウドリンクスを活用していた際に感じていた応募や募集の際の「自由度」に魅力を感じクラウドリンクスの活用を決めました。

興味関心をベースとした募集でミスマッチのない応募者を

• 実際にクラウドリンクスを使って人材を選定していったエピソードを教えてください。

  面談した方々が全員通過している状況というのが正直なところでして、応募して下さる方々とのミスマッチがない状況です。こういった状況の背景の1つとして、募集の段階で実採用に近い形で面談を行っており「この作業をして欲しい」と最初から決め打ちをするのではなく、応募者の方々のご経験をお伺いした上で、どのような形であれば協働できるかといったように協働の可能性を探ることが関係していると思います。当然カルチャーマッチや興味関心、また自走できる方かどうかは選定のベースにはあるのですが、募集の段階で事業に関する特定のキーワードを載せているため、応募頂く方々と弊社が目指す方向性に大きなミスマッチが生まれていないですね。

経験豊富な副業者を社員のメンターに

• 稼働し始めたワーカーについていかがですか？

  20代の社員の方にある事業のビジョンを作って欲しいという依頼をしていたのですが、社内で進めていくとどうしても直属の上司とのやりとりになってしまい、社内の常識に左右されてしまう部分があると思っていました。そのため、身近過ぎない方にサポートとして入って頂くことで社内の常識に囚われない新しい視点でビジョンを作ることができるのではないかと考え、私が行っていた壁打ち相手などのサポートを過去に社長の右腕としてご活躍された経験をお持ちの方にご対応頂いた結果、新たな視点でのフィードバックが得られるなどして順調に作業が進んでいる印象を受けています。多数の経験豊富な副業者の中から社員に合った方を選べることは大きなメリットですね、正社員採用では社員間のミスマッチを防ぐのは難しいので。 また、印象的なエピソードとして社内の最年長に近い社員がクラウドリンクスを通して参画して頂いた方にお叱りを受けたことがあります（笑）最年長に近い年齢であることも関係し、既存の社員が率直な意見を伝えることが簡単ではない中で、ある種立場が違う方だからこそ道理が違うことにはしっかりと違うと忖度なくお伝え頂けることに有難みを感じています。

副業を経験した上での副業者活用

• 最後にクラウドリンクスを検討している方へメッセージいただけますでしょうか？

  労働市場が大きく変わってきている中で、副業者を受け入れていくことで様々な価値観を取り込むことが労働市場の変化に対応する第一歩になるかと思っています。 また、1人の副業者としても副業を通じて異なる業界を経験し知見を得ることが、個人として見える世界が拡がり、社会の理解を進めることに繋がると考えています。そのため弊社の社員も副業には是非積極的に取り組んでもらって、社会との接点を多く持って欲しいと思っています。