【トップ人材インタビュー#2】「圧巻の立ち上げ請負人を目指して」MBA成績優秀修了者の経営コンサルタント

マッチング事例ユーザー

小曽根 康晴 | 事業開発

プロフィール
・経営コンサルタント(新規事業の立ち上げ支援など)
・ブライダル特化型の転職エージェント
 ※転職エージェント総合評価ランキング第一位(半年連続のギネス樹立)
・一般社団法人日本アンガーマネジメント協会認定トレーナー
・グロービスMBA修了(上位5%の成績優秀修了者)

1.戦略系コンサルティング会社での経験、MBA取得を経て独立へ。

ーー現職は何をされていますか?

一言で言うと、パラレルワーカーとして活動しております。主に経営コンサルタントとして複数の会社に携わっており、特に新規事業の立ち上げをサポートしています。

ーーなるほど、パラレルワーカーになられるまではどのような働き方をなさっていましたか?

新卒から20年ほど会社員を経験してきました。その過程で転機は2つあり、1つ目が戦略コンサルの会社に入社したこと、2つ目がグロービスにてMBAを学んだことでした。この2つを経験したことにより経営に興味を持ち、実際の現場で実践したいと思うようになりました。MBA取得後はブライダルの会社で多くの新規事業の立ち上げに従事し、またこの頃からプロボノでスタートアップにも関わるようになりました。こうした経験から、組織に属するよりも自ら意思決定したり、ゼロイチに取り組む方が自分には向いていると思い、2019年に独立しました。

ーーそうなんですね!数ある職種の中でも経営コンサルになろうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

元々経営コンサルへ憧れがありました。それに加え、1社目の会社がアパレルだったのですが、入社3年目くらいからは社長の片腕のような立ち位置で、経営を手伝わせてもらいました。その中で経営や経営者を支えるコンサルのようなものに自然と興味がいくようになったことが、経営コンサルになろうと思ったきっかけです。

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2.コロナ禍の影響によりブライダル業界に打撃、その後クラウドリンクスと出会う。

ーークラウドリンクスを使ってみようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

独立後に柱となっていた事業が、1社目のクライアント先で立ち上げたブライダル中心の転職エージェントでした。ただ2年目に入り事業が順調に成長していたまさにその時に、コロナの影響を受けました。ブライダルというのは3密のサービスなので、大手のブライダル企業でも売り上げが大幅に減少し、引いては私たちのように企業へ人材を紹介する転職エージェント業にも当然影響が出はじめ、厳しい状況となりました。この急激な環境変化をきっかけに、新規事業の立ち上げ経験を強みに事業のポートフォリオを再構築し、パラレル的に広げていこうと思い、色々模索していたところクラウドリンクスと出会い、利用を始めました。

ーー他の副業サービスは利用なさいましたか?
ランサーズ、wantedly、ふるさと兼業などです。

ーークラウドリンクスではどのような案件をお探しになられましたか?
 当時は週6日稼働のうち2日ほど空けられそうでしたので、まずはそこをスポットで働けるような案件を探しておりました。案件の内容としては、新規事業や事業開発の経験が活かせるような仕事を探していました。

ーークラウドリンクスを使ってみた感想はいかがでしたか?

ハイレベルなユーザーが集まっているということもあり、報酬が他社より高いのが特徴に感じました。さらに、ハイクラス人材を対象としている案件のため仕事自体にやりがいがあるだけでなく、スポットで仕事を探していた私にとって隙間時間を有効活用できる案件が多かったのもよかったと思います。

ーーどんな会社さんとマッチングなさいましたか?

2社マッチングしました。1社目がエンジニア・デザイナーの案件紹介サービスのクラウドテック、2社目が施策納品型のCVR改善コンサルを提供するスタートアップのLeanGoという会社です。

ーーどんな業務をしましたか?

クラウドテックではリード獲得メインの営業を行いました。リストや自分のネットワークを活かして、エンジニア・デザイナーの求人ニーズがありそうなスタートアップ等を自分からアプローチするような形で営業していました。

LeanGoでも営業を行いましたが、クラウドテックの場合と違い、リード獲得からクロージングまで一連の流れ全てを担当するような形で携わり、こちらもやりがいを感じることができました。

ーーその2社とは、どのような関わり方や働き方をなさいましたか?

クラウドテックは5ヶ月間、LeanGoは2ヶ月ほどお仕事させて頂きました。どちらもメインの経営コンサル(立ち上げ支援)の仕事の空き時間に取り組むような形で働いていたため、時間を合計したら希望通り週1~2日くらいのペースの働き方だったと思います。これまで経験してきた新規事業では営業の新規開拓もかなり行ってきましたので、その経験を活かせたかなと思っています。

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3.「リスクの小さいところから始めるべき」副業を始める人へのアドバイス。

ーー今回の副業を通して得たものやご自身の中で変化したことはありましたか?

ポジティブな面で言うと、様々な業界や事業フェーズを経験できたことに加えて、スタートアップが外部人材を必要な時に必要なだけ活用するという両者にメリットのある形での人材活用も、経営目線での新しい学びでした。

ーー副業をやってみて、困ったことやデメリットはありましたか?

まず各案件での仕事のボリュームが読みづらく、仕事の量に波があるので、各社の波が一気に押し寄せると突如繁忙期になってしまうことがありえます。また働く側としては長期で働きたいと思いますが、実際は短期の契約が比較的多いかもしれません。それ以外にフルコミッション制の案件の場合、成約に結びつかなければ報酬は貰えないので、稼働しても報酬がゼロの可能性があることもデメリットかもしれません。とはいえ、私の場合はコロナ禍の影響でまさにスポット案件を探していたときでありがたく、また学びも多く、総じてメリットが上回り満足しています。

ーー最後に副業を始めたい方にアドバイスがあればお願い致します。

まずは、リスクの小さいところから始めてみてはどうかと思います。私も当時所属していた会社が副業禁止だったのでプロボノ(ボランティア)という形の副業から始めました。会社が副業OKなのであれば、例えば週末だけといった本業に支障きたさないような形で始めるのもありかなと思います。私自身もそうでしたが、最初に不安なのは経験がなく全貌が見えないからではないでしょうか。であれば、まずは小さいところから始めて少しずつ経験を積んでいけば、不安は徐々に軽減できるのかなと。その中で新しい働き方の感覚を知り、実際の体感値を掴んでいくとそこから選択肢を広がります。
 もう一つとしては、悩んでいても何も始まりません。なのでまずは少しやってみるというのが大事だと思います。兼業や副業の場合は収入源となる本業の収入があるので、いきなり独立・起業するよりは、個人的には働きやすい働き方だと思っています。

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