採用が追いつかない コロナ禍で厳しい状況のお客様を支える責任と痛みがあった
(コロナ禍によって社内はどのような状況だったのでしょうか?)
弊社はこれまで新卒を育てることで事業を拡大してきました。現場では新卒インターンメンバーが常に5,6名いる、そんな雰囲気でした。
しかし、コロナ禍によってオフィスでの対面で手取り足取り育成していくことが全くできなくなりました。またその中でもお客様からの動画マーケティングについてのお引き合いが急激に増えたことによって、コロナ以前の体制から大きく変える必要に迫られました。
当時一番の課題は、「事業の成長に対して採用が追いつかない」ということ。日に日にお客様からいただくお引き合いが増えるなかで、弊社の対応が追いつかなくなっていきました。
さらに人手の量だけではなく、バリエーションも不足していました。お引き合いが増えたことにより、弊社がマーケティング支援を行う対象の種類も増え、それぞれに異なる効果的な手法をサービスとして提供する必要があります。我々メンバーに求められる知識や経験の質と量ともに育成によってなんとかなる範囲を超えていたと思います。
急増するお引き合いの中でも印象的だったのものは、セミナー講師や講演家など接触型のビジネスをされている方からのご相談でした。コロナ禍により直接接触はご法度という風潮の中では致命傷になりかねない状況だったと思います。そういった背景から弊社にお声をかけていただきました。
このような新しいニーズに対応すべく、急遽「オンラインセミナー支援・ビジネスYoutuberプロデュース事業」を立ち上げました。もちろん我々の中でも知っているノウハウを伝えるだけという状態ではなく、お客様と一緒に頭を抱えて考えることもしばしばありました。しかし、コロナ禍で苦しい状況のお客様を支えることができるのは、「動画マーケティング」という武器を持った自分たちしかいない。なんとか期待に応えるために事業体制の見直しをはじめました。「一刻も早く業界のプロに参画してもらい立ち上げなければいけない」と思ったのを覚えています。
「転職サービスでは間に合わない」 ハイクラス人材のスピード採用を求めクラウドリンクスを導入
(どのようにプロ人材を採用しようとしていたのでしょうか?)
経験のあるプロ人材を採用すると決めたものの、参画までのスピードが懸念点でした。これまで使っていた採用サイトや転職サービスの活用も考えましたが、プロの方に来てもらうということは、今働いている職場との調整や引き継ぎなどで少なくとも3ヶ月・長いと半年かかる。そんなにお客様は待ってくれない、間に合わないという焦りがありました。
クラウドリンクスのことを知ったときには、副業や業務委託として人材に参画いただくという特徴から、今求めているスピード感を実現できるのではないかと期待しました。一方でリモートかつ副業・業務委託という形で業務が成立するかどうかという懸念もあり、トライアルから始めたいとお願いしたと思います。トライアルプランの開始後、検証として少人数に対してスカウトを送り始めると、当日に返信がきて即面談ということになりました。面談では、お客様のニーズについて説明させていただいたところ、すぐに状況と課題を理解いただき、最初のリモート人材として参画していただくことになりました。
フルリモートでの参画に不安もありましたが、上手にコミュニケーションを取っていただいたおかげでチームメンバーとの馴染みも早く、業務に関しても滞りなく進む様子を見て安心しました。さすが、ご経験の深いプロと言う感じで、これならフルリモートでも体制を作り上げられるイメージが湧きました。
1ヶ月で8名の採用に成功 大胆な権限移譲によりフルリモートCxOの誕生も
(その後の採用は順調にすすめられましたか?)
フルリモートでも体制が成立することが分かった後は、クラウドリンクスでのスカウトを一気に加速させました。クラウドリンクスのデータベースで各業界のトップ企業での経験者を探してはスカウトメッセージで口説くを繰り返し、たった1ヶ月で8名のプロの方に参画していただくことになりました。どなたも経験の深い方々ばかりで驚いています。
中でも、元大手広告制作会社のコピーライターで、動画マーケティング会社でクリエイティブ部門のマネージャーをしていたCさんとの出会いが衝撃的でした。プロフィールを見てすぐ「この人と一緒に仕事がしたい」と思い、ワクワクしながらスカウトをお送りしたことを覚えています。その後リモートでの面談で即「一緒にやりましょう」となりました。参画いただいた後も、コピーライターとしてキャリアを積まれたこともあり、抽象的な概念を制作物に落とすまでプロセスが光りました。クリエイティブを制作する際に全てのメッセージ要素を含めた上で無駄を削ぎ落とすスタイルの仕事を拝見して感動しています。最初にお会いしてからずっとフルリモート勤務ですが、より裁量を持って仕事をしていただきたいと思いCCO(Chief Creative Officer)のポジションをオファーさせていただきました。現在では、弊社のクリエイティブ部門を統括していただいております。
クラウドリンクスを使えば、事業の急拡大にも有事の際にも対応できる
ここまで振り返ってみて、クラウドリンクスで事業体制を作れたこと、さらに重要ポジションを任せられる人材まで採用できたことは大きな成果だったと思います。
初めは不安の多かったリモートでのチーム立ち上げも、入社後スムーズに馴染んでいただき、結果としてコロナ禍においても事業を止めずに前に進める事ができました。
コロナに限らず大きく変化し続ける状況の中で、プロ人材とスピーディーに出会える方法があることは会社を経営する立場として心強いばかりです。
最後に一言
ラビットクリエイティブは、「世の中に1人でも多くの HERO(INE)を送りだす」というミッションのもと、世の中を今よりちょっと幸せにしてくれる素晴らしいコンテンツの発掘とプロデュース、それらを動画とデジタルによってDX(デジタルトランスフォーメーション)して、ダイレクトマーケティングによって販売していく、「動画×DXコンサルティング事業」を行っています
私たちは「勇気を持って一歩踏み出せる人」をHERO(INE)と呼んでいます。歴史を大きく動かした思想家。イノベーションを起こした起業家。 もちろんそういう人もHERO(INE)かもしれません。 しかし、インターネットがあらゆる可能性を可視化する現代、 無名のHERO(INE)、ニッチなHERO(INE)がもっと増えていいはず。 知名度は関係ありません。規模も関係ありません。 世の中をもう少しだけいい方に変えたい。誰かの役に立ちたい。 そう想いを抱き、熱量を持って取り組む人の動きを加速させ、本当に世の中に小さな革新を起こす存在にしていくこと。それが私たちの存在意義です。
とどのつまり、私たちは「人の可能性」を信じて広げ、世の中を変える力にしていきたいと思っています。そのために5G時代における動画のパワフルな影響力を活用していく。それは私たち自身に対しても同じであり、世の中をより幸せにする商品・サービス開発を行っています。
私たちの思いに、サービスに、ご興味を持っていただけましたら、是非一度お話しさせていただけますと幸いです。