【トップ人材インタビュー#1】「本当に良い商品をお客様に提案したい」フリーランス営業マンが語る”会社員”と”独立”の違い。

マッチング事例ユーザー

野口雅人 | セールスすべて | その他コンサルタント系

株式会社リクルート出身

墓石の販売業者からキャリアをスタート。墓石販売の営業・販促の企画などで経験を積み、株式会社リクルートに転職。転職後、新規事業「チラシ部!」の横浜エリア開拓と埼玉・中央線エリア既存顧客フォロー(担当約300件)を担当、その後、短期プロジェクト参画を経て、横浜エリアの「ホットペッパービューティ」の新規・既存顧客営業に従事。その後もメディア広告営業畑を歩むが、タイ・バンコクの紙・webメディアでは企画営業の他、編集・ライティング、webメディアの戦略策定などにも従事。現在はフリーランスにて営業支援を行いながら、業務改善コンサルティングプロジェクトにも従事。プロモーション企画策定提案、Powerpoint,Keynote資料作成、リサーチを得意とし、ナショナルクライアント新規契約獲得に貢献。

新卒から営業主軸に活動、そしてタイから帰国後フリーランスとして独立。現在は、複数社の案件を手掛けている野口雅人さん。「本当に良い商品をお客様に提案したい」と語るその背景にはどのような経緯とチャレンジがあったのでしょうか。

1.日本からタイからに渡り、グローバルで活躍。帰国後はフリーランスに。

ーー現職は何をされていますか?

現在2社をメインに営業に関するフリーランスとして活動しております。1社目は商談のアポイントに結びつけるリード獲得の営業代行、2社目はSierの営業戦略策定のチームの一員として活動しております。その他にも成果報酬型で何社か契約の方をさせて頂いたり、ライターとしても活動させて頂いたりしています。

ーーなるほど!営業を主軸に活動していらっしゃるんですね!セールスのフリーランスとして活動されるまではどのようなご経歴だったのでしょうか?

お寺に対してのコンサルに惹かれて入社したため、新卒入社した会社は墓石の販売をする会社でした。憧れを持って入社しましたが、実態は理想とかなり異なっており、徐々に違和感を覚えるようになりました。そこで転職を決意し、リクルートへ転職しました。

リクルートでは営業のいろはを学びました。入社して2、3ヶ月は新規事業の開拓営業に配属され、毎日50社近く飛び込み営業を行いました。その後、その営業により集めた無料会員をマネタイズのチームに配属され、東京・埼玉のエリア200〜300社担当し、かなり順調にマネタイズの目標を達成しそうなところまで来たのですが、残念ながらクローズ。その後は短期の飛び込み営業もさらに経験し、ホットペッパービューティー横浜編集部に配属されました。そこではヘアサロンの広告営業と訪問して記事を作成する業務を最盛期で80社近く担当しました。

リクルートは満了を前に退社し、テレビ制作と広告代理店をしている会社に転職。その後はタイのバンコクに渡り現地の日本人向けフリーペーパーの会社に入り、そこで3年ほど広告の企画営業や編集を行いました。

そしてタイから帰国した後、今現在の営業代行のフリーランスとして活動し始めました。

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2.独立のきっかけは顧客への想いだった。

ーーそうなんですね!数ある職種の中で営業を選んだきっかけはあるのでしょうか?理由があれば教えてください!

主な理由として、営業をベースに社会に出たので、営業を主軸にこれからもやっていかねばならなかったというのがあります。ただ、営業をやっていく中で自分の提案したことによって相手の課題が解決したり、夢が叶ったりする姿を見るのにかなりやりがいを感じました。確かにキャリアチェンジしようと思ったこともありましたが、そのようなお客様の姿を見ているとセールスを続けて良かったと今も思っています。

ーー素晴らしいですね!営業を続けていく中で、会社員からフリーランスになろうと思った決めてはなんですか?

会社員時代から自社の製品ではどう頑張ってもお客様の課題を解決できない時、他の商材を提案できたらどれだけお客様にとって良いかと思う場面が多々ありました。そのような場面で「こんな商材ありますがどうですか!」と別の解決策を提案できる存在でありたいと思い、フリーランスになりました。会社員時代に比べ、フリーランスになって得たものは時間的な自由です。一方で金銭的な面は確かに不安は発生してきます。ただ意味のない商材をお客様に売り付けてお金を稼ぐことは私のポリシーに反するだけでなく、お客様の課題を解決するために商品を売りたいので、そこは自分の収入面以上に重視しています。

ーー色々な副業やフリーランスの案件紹介のサービスがありますが、どのようなサービスに登録なさいましたか?

ランサーズさんや他の営業専門のサービスを登録していました。

3.クラウドリンクスと出会い、大学院卒専門就活サービスの会社とマッチング。

ーークラウドリンクスと出会ったとはどのようにして出会いましたか?

クラウドワークスに登録しているのですが、メルマガにたまたまクラウドリンクスの紹介があり、その際に存在を知りました。

ーークラウドリンクスをなぜ使おうと思いましたか?

フリーランスという立場からして、こういった案件紹介サービスに接点を持っておくことに損はないので登録しました。

ーークラウドリンクスではどんな案件を探していましたか?

主にセールスとSNSマーケ、コンサルタントに応募しました。

ーークラウドリンクスを使ってみてどうでしたか?

ガチガチに案件や応募要項が決まっているわけでもなく、割とフランクな形でクライアントとやり取りができる点がよかったと思います。

ーー実際にどんな会社さんとマッチングしましたか?

大学院生専門の就職サービスをやっていらっしゃる会社さんとマッチング致しました。

ーーそこではどのような業務をしているのでしょうか?

主に商談までのリード獲得の営業代行をしております。

ーーその会社ではどのような関わり方をしていますか?決まった稼働時間等ございましたら教えてください!

明確な稼働時間というのは決まっていません。案件という形ではなく営業権利を持っており、他の営業の時の課題解決案としてご紹介させていただくような形で関わらせて頂いております。

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4.副業を通して得たものは「考え方を見直すきっかけ」

ーー今回の副業を通して得たものやご自身の中での変化したことはありますか?

日本には人材系の企業は山ほどありますので、求人サービスは既にやり尽くしている印象がありました。今回マッチングさせて頂いた企業様も人材系だったため既にやり尽くしているサービスと思っていましたが、実際はかなり需要があったのでかなり驚きました。先入観だけで判断すると偏見を持つという考え方を見直す良いきっかけになったと思います。

ーー実際にフリーランスをやってみて、困ったことやデメリットはありましたか?
  当たり前ですが、フリーランスは会社員と違い自分が働かなくなったら収入が減ります。さらに私は時給ベースで案件を受けることも多いので、仮に体調不良になってしまい働けなかったら報酬は頂けません。会社員の時のような保証はフリーランスにはないので、何かあった時に報酬が減る可能性があるというのはデメリットだと思います。

ーー逆にフリーランスになって良かったこともありましたか?
 一方で、今は正社員に戻りたくないと思うくらいフリーランスになって良かったと思っています。とにかく時間が自由に使えるようになったというのが大きいです。会社員の頃は一定のビジネスアワーは決まっていましたが、今は全て仕事も全てリモートで片付くので、出勤時間や一定の労働時間という概念もなくなり、朝と夜の時間が自由に使えるようになりました。会社員の時に比べて、労働時間は総合的に減ったと思います。それだけでなく、仕事のキャパシティも調整できるようになり、キャパシティを超えるような仕事は断れるというのは大きいです。

ーー最後に副業を始めたい方、フリーランスになりたい方にアドバイスがあればお願い致します。

先入観なしに始めてみると良いと思います。例えちょっとうまくいかないことがあればまた正社員に戻って、一旦実績を積んでまた挑戦してみてください。それを繰り返していれば、自然と副業やフリーランスにマッチした人材になると思うので、会社が許す限りやってみればいいと思います。私が最初フリーランスを始めた時は沢山の副業サービスに登録しました。そこで案件に結びつくかどうかに関わらず、エージェントの方と話しながら思考整理しつつ、そこで仮に合うような案件があればやってみると良いと思います。もちろん副業は友人から案件を紹介してもらい始まるということもよく聞きますが、実際のところ、あまり具体化はしませんでしたね。だから副業やフリーランスを始めたければ、まずは自分から動きましょう。

ーーありがとうございました!